2012年5月30日水曜日

ガラスの天井

 米国では女性が越えられない、目に見えない組織の壁をglass ceiling(ガラスの天井)と言う。学歴とか能力ではなく、女性というだけの理由で昇進が制限される状態のことだ。
 80年代にはすでにウォール街で使われているのを聞いたから、そのころから仕事のできる米国のキャリアウーマンたちは悔しい思いをしていたに違いない。

 かのクリントン女史(国務長官)ですら、ローファーム(弁護士事務所)時代にガラスの天井を感じたというから、アメリカ社会も実態は男性優位・女性下位ということらしい。
 わたしが見聞きした範囲でいえばイギリス、フランス、ドイツ、ことごとくガラスの天井がある。
 建前と本音は先進欧米社会では別物なのだ。

 ひるがえって日本はどうか。ガラスの天井は存在しないか。
 「平等」とか「均等」とか、耳あたりのいいお題目とは裏腹に、本音のところで旧態依然とした男性優位意識がはびこっていないか。人はみな男女を問わず公平、正当にその能力を評価されているだろうか。

 リクルートスーツの学生たちを見るたびに、心の中で激励を送っている。君たちが社会の主役となる10年、20年後、日本の企業風土もきっと改善されていることを期待して。(の)

2012年5月28日月曜日

”当たり前”を見直す

ある経済誌にアパレルの通信販売会社の取り組みが紹介されていました。その会社は、1日の労働時間を、それまでの8.5時間から6時間に短縮。休憩時間なしで、朝9時から午後3時まで、ぶっとおしで働いているのだそうです。

会議もそれまでの通例だった1時間を45分に縮め、プレゼンではパワーポイントは敢えて使わず、メモを配布。働き方と時間の使い方を社内で徹底的に見直したすえの決断だったと、その記事は伝えていました。その結果、社員は全員、午後3時には退社し、家族との時間として過ごしているのだそうです。

アパレル業界は、もともとわが国の伝統産業ですから、業界内には、いろいろなしがらみがあるらしいです。業務時間の短縮にあたっては、同業他社からいろいろなコメントが寄せられたそうですが、急成長中のその会社は、あえて導入したとのこと。

当たり前だと考えていることを、「もう一度、見直してみる」。これを実践した会社だと思いました。(グルーシェンカ)

2012年5月25日金曜日

癒しのふわふわ。


新月池のカルガモに9羽の雛がうまれたことはこの広報室ブログでも既にご紹介させていただきました。記録用にとカメラを向けていますが、ファインダーごしの雛たちのかわいさに私はすっかり魅了されています。

左端の雛をよく見るとわかるのですが、小さな羽根がはえていて、ぱたぱたと動かしています(左の画像をクリックして画像を大きくしてご覧下さい)。
エサを探しに出かけたのか、母カモが何処かに行っている時は身を寄せ合ってお互いを温めあって、母カモの帰りを待っているようです。
雛たちの羽根はやわらかく、ふわふわしているように見えます(右の画像をクリックして画像を大きくしてご覧下さい)。
池から上がって毛づくろいしていたり、草もたべたり?もしています。目のところが縞模様になっているのもわかります。

本当に癒されますし、心をなごませてくれます。このまま9羽のコガモたちがすくすく育って巣立ちの日を迎えられることを、母カモのような気持ちで心から祈っています。(ジョルジュ)

2012年5月24日木曜日

階段坂で帰途に着く


 西宮上ケ原キャンパスから甲東園駅に向かうには、学園花通りから坂道を下るか、階段坂を下りる方法がある。
 遅い時間に階段坂を利用すれば、写真のように西宮市街地の夜景を眺めることができる。

 この時間に階段坂を利用している学生らと甲東園駅まで一緒になることもある。遅くまで開館している図書館で勉強をしていたり、課外活動を楽しんだりしていたのだろう。
 いずれにしても、「さあ、明日もがんばろう!」。

 ただし、夜景に見とれていると暗い階段坂で躓くので気をつけて!(しろくま)

2012年5月23日水曜日

甲武中学校トライやるウィーク

今日は甲武中学校2年生の生徒さん3人がトライやるウィークのために関学広報室を訪れ、広報室の業務を体験しました。

生徒さんたちは、広報全般の業務について説明を受けたのち、キャンパスの魅力を紹介する記事を作成するための取材を経験しました。 天候にも恵まれ、楽しい体験となったようです。

本日のブログでは、3人の生徒さんが書いてくれた関学の記事を紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『スポーツも出来るぜ関西学院!!』

甲武中学校2年生 今井 理人さん

 きれいな球場、きれいな体育館、かっこいい部員の人達、やっぱり関西学院はすごい!!
第3フィールド野球場
僕が思っていた関西学院は頭が良くて、勉強が中心の学校だと思っていました。
でも、最近では夏の甲子園に出場するなど、スポーツの面でも活躍している人達も多くいるので、勉強が出来るだけでなくスポーツも出来るので、「やっぱり、勉強の出来る学校は違うな」と思いました。
 その中でも、野球場とアメリカンフットボールグラウンドはとてもきれいでした。
野球場は高校野球全日本代表などが合宿をするなどとても設備が整っていました。
 アメリカンフットボールグラウンドもとてもきれいで、甲山とも近く空気もきれいなのでとてもいい環境だと思います。
 やっぱりそのような設備が整っている関西学院だからこそ、いい選手やいいチームが出来ると思います。関関戦頑張ってください!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『関西学院の時計台』

甲武中学校2年生 青野 恭太さん

僕が関西学院の中で一番凄いと思ったのは時計台です。
キャンパスの中は日本じゃなくヨーロッパ風の建物で、凄く興味をもちました。芝生も凄く緑が多く鳥や虫がいました。521日には芝生に蛇がいました。キャンパスは他の大学と違い自然が多いです。
バラが生えているところでは口笛世界一の女性が動画を撮っていてどこからそんなキレイな音出してんねんと思いました。
トライやるウィークに来て初めて知ったのは時計台と甲山と中央芝生は阪急電車の映画に出るほど有名なことです。僕が取った時計台と甲山と中央芝生の写真もぜひ見てください。関西学院の時計台は今まで見た中で日本一です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『日本一の日本庭園』
甲武中学校2年生 亀澤 篤樹さん

関西学院の日本庭園はとても美しくキレイでとても印象に残りました。
最初に見たとき日本の和を感じました。とても気持ちがやすらぐ所で鯉やとんぼもいてとてもいい場所だなぁと思いました。はじめてきた外国人の方でもこの場所に来てもらえば日本の和を感じることができると思います。
日本庭園の近くにバラが生えている広場で口笛の世界一の人の撮影をみていてとても感動しました。こんな近くで世界一の人の口笛をきけてうれしかったです。いままで見た日本庭園で一番きれいだったと思うし、世界一の口笛の人にも出会えてとても感動し、うれしかったです。関西学院はとてもいい場所なのでぜひきてみてください。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

元気いっぱいの3人から、広報室員もパワーをもらいました!
今井さん、青野さん、亀澤さん、長い時間お疲れ様でした。





2012年5月22日火曜日

山岳部OB中島さんが8000メートル登頂に挑戦中

関学山岳部OBの中島健郎さんがプロ登山家・竹内洋岳さんのダウラギリ(8167メートル、ネパール)登頂にカメラマンとして同行しています。

中島さんは理工学部に在籍中の2008年3月、東部ヒマラヤにある未踏峰のデインジュンリ(6196m)の初登頂に成功。頂上で関学のフラッグを持った写真が多くの新聞・テレビでも紹介されたので、ご記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。



ディンジュンリ登頂にはこの1年前にも挑戦していたのですが、その時は山頂まであと67メートルの時点で断念しており、そのリベンジを果たすとともに、部員2名という山岳部の復活に思いをこめた登頂でした。

今回、竹内さんはヒマラヤ8000メートル峰14座の完全登頂に王手をかけており、成功すれば日本人初となります(読売新聞の連載「14座へ竹内洋岳の挑戦」(5月8日~9日)でも詳しく取り上げられていました)。
この挑戦の様子は竹内さんのブログでも確認できます。中島さんが撮ったたくさんの写真や動画が見れる他、GPS機能で現在地の情報がリアルタイムで確認できます!
↓ぜひチェックしてください。

ダウラギリ登頂予定は5月25日前後との情報もあり、もう間もなくです。
お二人が登頂に成功し無事に帰国してくれることを心から祈っています。

2012年5月18日金曜日

新月池に軽鴨の赤ちゃん!

今日の新月池。よーく見ると・・・

カルガモの雛たちが元気よく泳いでいます!
西宮上ケ原キャンパスの新月池にいる軽鴨が9羽の雛を生みました。

雛たちは、親鴨の後を追いかけ、元気よく泳いでいます。

通りかかった人々は雛たちの愛らしい姿に釘付けのようでした。そして私も釘付けでした。とってもかわいいので、キャンパスに立ち寄られた際はぜひ見てみてくださいね。(いの)

2012年5月15日火曜日

関学ジャーナル236号を発行しました!

関西学院大学の在学生と保証人を対象にした広報誌「関学ジャーナル236号」を本日発行しました。キャンパスでは、各講義棟や生協購買部の入り口付近にある専用ラックで配布しています!

今号では関学で学ぶ留学生を集めた座談会を実施し、関学でのキャンパスライフについて語ってもらいました。同じ特集記事のなかで留学生が考える「COOL JAPAN」も紹介しています。

ウガンダ、ラトビア、モンゴル、アメリカ・・・などさまざまな国から来た留学生がユニークな視点で日本の魅力を紹介してくれています。「COOL JAPAN」といえば、アニメや漫画が紹介されがちですが、実際に留学生に聞いてみると、アニメや漫画をあげる人はほとんどおらず、それぞれいろんなものに魅力を感じていいることが分かりました。詳しくはぜひ紙面をご覧ください!

関学ジャーナルでは毎号読者アンケートを実施しており、紙面に印刷されているQRコードやWEBから回答いただけます。学生さんや保護者など、100人以上の方々から毎号さまざまな意見をいただきますが、一番人気はいつも特集記事です。

特集記事のテーマは広報室で決めています。大学から学生さんに知らせたい情報、学生さんが知りたい情報のバランスをとりながら、就職活動、授業、留学などさまざまなテーマで記事を作成しています。できるだけ写真を多様するなど、学生さんが気軽に読めるようなレイアウトづくりにも力を入れています。

よりよい紙面づくりのために、今後もより多くの方々からのご意見・ご感想をお待ちしています!
なお、次号は7月1日発行予定です。お楽しみに★(いの)

関学ジャーナル236号読者アンケートはコチラから↓
http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_003883.html




2012年5月10日木曜日

ツツジとウグイス、そして雷雨


 写真は昨日59日正午過ぎ。神戸三田キャンパスはツツジが満開。キャンパスのあちこちに植えられたツツジが咲き乱れ、白、紫、桃色といった清楚な色彩で私たちの目を楽しませてくれています。
 さらにあちこちからウグイスの鳴き声が聴こえ、5月のぽかぽか陽気も手伝ってすっかり気持ちよくなってしまいました。
 ところが午後3時過ぎにはそれまでの陽気がうそのように突然の豪雨となり、雷鳴が響きわたりました。

 さて、今日510日の天気予報では、東日本で突風や落雷に注意するようにとのこと。みなさま、お気をつけください。(しろくま)

2012年5月9日水曜日

頑張れ!!硬式野球部

 体育会硬式野球部の部員が、西宮上ケ原キャンパスの銀座通りを中心に、チラシを配っています。チラシの内容は春季リーグ戦の関関戦(関学VS関大)の告知です。阪神甲子園球場で511日(金)、12日(土)に行われ、チケットをつけて学生を無料で招待しています。硬式野球部の関関戦のチラシ配りは毎年行われており、この時期の風物詩にもなっている気がします。部員は元気良く配っていました。
私も数年前から観戦しています。ワンプレーごとに白熱することはもちろん、両校応援団の応援合戦も見ものです。また、関学側の観客が一緒なって歌う校歌や応援歌の盛り上がりは最高でした。今年の関関戦でも、関学らしい野球で勝利をつかんで欲しいです。(MATSUHIRO



511日(金)、12日(土) 阪神甲子園球場
13:00プレーボール
一勝一敗、引き分け、雨天順延の場合は13日(日)に阪神甲子園球場で試合が行われます。

2012年5月8日火曜日

ゲンドウリョク

 電車の隣座席に就活さなからしい女子学生が座った。エントリーシートを確認するように黙読している。きれいな字でびっしり書かれていて、アピールポイントとなる見出しは大きな字体で目立つように工夫されていた。
 見るともなく見ていると、見出しのひとつにオヤッ?。

 『小さな体に、大きな言動力』と太字で書いてある。
 ん? 言動力?

 女子学生は小柄だったけど、それにしても「言動力」って日本語はないよね。もしかして「原動力」の間違いかなあ。
 ゆらゆら春の日差しが差し込む車内は乗客も少なく、みんな気持ちよさそうに眠っている。さりげなく「それ、漢字が間違っていない?」とのどまで出かかったが、余計なことと思いとどまった。
 
 たしかに正しい日本語ではないけれど、漢字を見れば伝えたい意味はよくわかる。「体は小さいけど、わたしの発言力と行動力は抜群です!」と、彼女はアピールしたかったに違いない。これだってりっぱな自己表現だ。わたしが面接担当者だったら、考えた末にこの表現力は・・・買うね。
 ゲンドウリョクさん、成功を祈ってるよ。(の)

2012年5月7日月曜日

『葉隠』武士道

実家のある佐賀は肥前国鍋島藩です。藩主の鍋島直茂をモデルに武士道を説いた『葉隠』は、地元では知らない人はいない書物です。

「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」というフレーズを、年配の方でご存知の方は少なくないかもしれません。このフレーズは第二次世界大戦で自決するときに使われたと聞いていたため、私は、これまで『葉隠』にまったく興味関心がありませんでした。しかし本当は違うようです。

偶然、手にした解説文によると、「目上の人に恥をかかせてはいけない」、「知ったかぶりをしない」、「上司からの酒宴の誘いを上手に断る方法」など、現代版ビジネスマナー指南書に近いということがわかりました。江戸時代、すでにビジネスマンの悩みを解決する書籍があったとは。今も昔も、組織で生き抜いていくためのマナーに、大きな違いはないのですね。(グルーシェンカ)

2012年5月2日水曜日

関学にGWがない理由


 学生登録団体である関学新月通信社が発行する新聞“新月Tribune”の号外だ。「関学にGWがない理由」という見出しとともに、サブタイトルとして「グローバル基準見据え 授業日数確保のため」とある。

 要するに単位制度を保証するには、授業回数を15回確保する必要があり、それがグローバル基準である。関学をはじめとして多くの大学がGWなどの祝日を授業日に振り替えて単位制度の実質化を図ることで、世界に通用する学生を育てようとしている、と書かれてある。
関関同立のGWにおける授業実施状況比較も記載されており、かつ他の3大学は関学に比べて春学期の開始が早く、終了は遅いことも判明した。つまり関学は、学期の節目の休暇が長いと言えるのかもしれない。

 この号外を見た他大学の教職員からは「潔くて好感がもてる!学生新聞の見出しとは思えない」との感想も聞かれた。
 さて、明日からの5/34も授業実施日です。公共交通機関は祝日ダイヤですので、関学生はご注意を。(しろくま)


2012年5月1日火曜日

アンデスに思いを。


本日取材で西宮上ケ原キャンパス内、時計台2階展示室で開催中の春の展覧会「アンデスのデザイン Design in the Andes」に足を運びました。昨年8月、関西学院大学博物館開設準備室にある篤志家から100点を超える古代アンデス染織の一大コレクションが寄贈され、今回の展覧会ではそのうちの50点が初公開されています。

個人的に染織に非常に興味があり、作品などを制作することもあるため、取材しながらではありましたが大変興味深く展示を見学しました。色鮮やかなポンチョや繊細な手仕事がうかがえるヴェールなど、見ごたえのある作品ばかりでした。

下の写真ですが、長方形の布の上に何かが繋がっているように見えます。



近くに寄って見ると何人もの人が手をつないでいます!


とても細かい手仕事で作られていて、表も裏もなく、反対側から見ても同じようにたくさんの人が手を繋いでいるようにはっきりと見えるのです。この作品が約2000年前に制作されたということも驚きです!この作品の他にも多数、興味深く見ごたえのあるものが展示されていますし、それぞれ、お子様にもわかりやすいように説明もされていますので、ご家族でお楽しみいただけるのではないでしょうか。貴重な作品の数々を是非ご覧下さい!!

「アンデスのデザイン Design in the Andes」の開催期間は6月9日(土)までで、開催時間は10時~16時30分。入場は無料です。日曜・祝日は休館していて、ゴールデンウィーク期間中は5月3日(祝)~6日(日)は休館です。
なお、5月12日(土)には、西宮上ケ原キャンパス 大学図書館ホールにて13時30分から(15時まで)梶谷 宣子・米国メトロポリタン美術館終身名誉館員を講師に記念講演会「アンデスの染織」が開催されます。こちらも聴講は無料です。(ジョルジュ)