2011年12月24日土曜日

賢者の贈り物

私の父は私が興味を持ちそうな内容の本を毎月一冊、25日に必ず贈ってくれました。それは私が物心ついていない幼い頃から高校を卒業するまで続いたのですが、毎年12月だけは24日に本を贈ってくれました。
その中でも小学校1年生の12月24日に父に貰った子供向けに書かれたO・ヘンリーの短編『賢者の贈り物』は特に印象に残っていて、今も大切にしています。

ご存知の方も多いと思いますが、『賢者の贈り物』は「貧しい夫婦の妻・デラは夫のジムが祖父・父から受け継いだ美しい金時計を吊るす鎖をプレゼントするため、クリスマスイブの日に自慢の髪を切って売ってしまいます。二人で暮らす家に帰ってきたジムは、髪を切ってしまったデラを見て驚き、デラからの時計の鎖のプレゼントを見てさらに驚きました。ジムは金時計を売って、デラの美しい髪に似合う櫛をデラへのプレゼントに買っていたからです・・・」という内容です。

毎年、クリスマスイブの夜にこの本を開くのですが、大震災や台風被害などさまざまな出来事を通じ、「絆」の大切さを感じることが多かった今年は、特別な感情を持ちながら「賢者の贈り物」を読むはずです。

皆さま、素敵なクリスマスをお過ごしください(ジョルジュ)。

2011年12月22日木曜日

クリスマスをお祝いする

昨晩、大阪シンフォニーホールで学生、教職員によるクリスマス音楽礼拝が開かれました。ここ数年間では今回がもっとも来場者が多かったようで、1階席はほぼ満席でした。

全体は礼拝とコンサートの二部構成で、特に、第一部のクリスマス礼拝では、キリストの降誕物語が聖書朗読と美しい歌声で綴られていました。さらに、磯貝初等部長によるクリスマス・メッセージは、希望を失わない心のあり様についてのお話で、強くかつ深く心に沁みるものでした。第二部のコンサートは、学生・生徒が中心になって繰り広げられましたが、全員で輪唱する「グローリア」では、クリスマスをお祝いする雰囲気に会場全体が包まれ、関西学院が継承する良き伝統に想いを新たにしました。(グルーシェンカ)

2011年12月21日水曜日

『関西学院のクリスマスイベントは佳境に』

 クリスマスまであと4日。関西学院でも数多くのクリスマス行事を開催してきました。

グルーベル院長は先月28日のクリスマスツリー点灯式において、「私たちはただ待つだけでなく、困難な状況にある人たちにどのようなことをすることができるか、具体的に行動しましょう」と語り、水野神学部長も今月15日の関西学院クリスマス礼拝で「具体的な行動を!」と参加者を鼓舞しました。

 いずれもMastery for Service をスクールモットーに掲げる関西学院らしいメッセージで、広報室も動画配信でその様子を紹介させていただいています。

 さて、今日21日は1830分から大阪のザ・シンフォニーホールにおいて“関西学院クリスマス”を開催。チャリティーに使われる参加費は2,000円。まだ座席に余裕があります。お時間の許す方はぜひどうぞ。

 また、西宮上ケ原・西宮聖和・神戸三田の各キャンパスのクリスマスツリーの点灯は1225日の2030分までです。西宮上ケ原キャンパスのクリスマスツリーの1日の様子を動画でもご紹介していますので、お楽しみください。(しろくま)

2011年12月20日火曜日

アメフット特設ページ開設

アメリカンフットボール部ファイターズの甲子園ボウル優勝・学生日本一を記念して、関学HPに特設ページ(http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_003691.html)を設置しています!
4年ぶりの優勝を決めた日大との一戦の様子(動画)や監督からのメッセージ(動画)・主将ら選手のコメントの他、元朝日新聞編集委員・石井晃氏によるKGファイターズに関するコラムなどもりだくさんです。
ライスボウルは、13日14 時から東京ドームでオービックシーガルズと!
皆さん、ぜひ青色の服を着て試合会場で会いましょう!

2011年12月16日金曜日

ステンドグラス

神学部のチャペルに、新しいステンドグラスが設置された。説教台の中央芝生寄りの壁に陽光を受け色鮮やかに煌めいている。
ヨーロッパの寺院や聖堂には、キリストにまつわる「受胎告知」や「最後の晩餐」などが描かれているらしい。そこ集まった人々はステンドグラスに魅せられて、聖書を紐解き、賛美歌を合唱したことだろう。
神学部のステンドグラスの意味は「見る人それぞれが、自由に感じ取ってください」とのことだった。関心ある人は一度足を踏み入れてみては。詳しくは神学部HPを。(SK)

2011年12月12日月曜日

スタンドをKGブルーに!

関西学院大学アメリカンフットボール部・ファイターズが、
学生日本一を決める「甲子園ボウル」に4年ぶりに出場します。
対戦相手は日本大学フェニックス。ファン待望の「青」と「赤」の組み合わせとなりました。

ファイターズでは、この甲子園ボウルを盛り上げるため、
試合当日、「青色の上着」「青色のタオル」を身に付けていただいている方に、
「甲子園ボウル限定オリジナルステッカー」を先着4,500名様に差し上げるというものです。

スタンドをKGブルーに染めて、一体感を感じながらファイターズを後押ししましょう!

ベーツ院長と「マスタリー・フォア・サービス」

 先日、関西学院が発行した「輝く自由 関西学院その精神と理想」という小冊子を読んだ。関西学院の「ミッション」「創立者ランバスの足跡」そして4代目の院長、べーツ教授の唱えたスクールモットー「マスタリー・フォア・サービス」などについて、短いけれども的確にまとめた冊子である。関西学院の歩みや校章、エンブレムの由来についても簡潔に記されており、座右に置いておけば重宝しそうだ。
 なかでも、読み応えのあったのがべーツ4代目院長の「私たちの校訓『マスタリー・フォー・サービス』」。1915年、高等学部の学生が創刊した「商光」という冊子の創刊号に掲載された彼の講演の内容である。当時、彼は38歳。初代の高等学部長だった。
 
 彼はこの中で「私たちは強くあること、さまざまなことを自由に支配できる人(マスター)になることを目指します。マスターとは、知識を身につけ、チャンスを自らつかみ取り、自分自身を抑制できる、自分の欲や飲食や所有への思いを抑えることができる人です」「私たちは他人や境遇、あるいは自らの情念に縛られた人(奴隷)になるつもりはありません。私たちがマスターになろうとする目的は、自分個人を富ますことでなく、社会に奉仕することにあります」と説く。
 そして「人の偉大さは、どれだけ社会に奉仕をおこなったかによって決まるのです。それゆえ、本校の理想は強くて役に立つ人になることであり、弱くて使いものにならない人になることではありません。それぞれがマスターと認められる人になることです」「マスターであるがゆえに、成功する人、事業の基本原理を理解し、なすべきことを知っている人、他の人なら失敗しかねない場合でも勤勉と正直により成功を収める能力がある人です」「知識を探求するにしても、ただ知識を得るためだけでなく、まして自らの名声のためでもなく、人類によりよい奉仕をおこなうことを目指して知識を探求することが学究のあるべき姿です」と結ぶ。
 20世紀の初めに38歳の青年が講演で力説した言葉は、21世紀のいまも、そのまま通用する。そこに人が生きること、学ぶことについての真理が、あますことなく盛り込まれているからだ。それを一言で表現した「マスタリー・フォア・サービス」という校訓が、100年の時を超えて輝いているゆえんはここにある。奉仕のための練達と訳されるこの言葉が関西学院の背骨となた理由は、ここに求められるのである。
 
 僕は早速、この冊子を僕が担当しているインターミディエイトゼミの学生全員に配布、「ベーツ院長の言葉を読んで」という課題で小論文を書かせた。学生諸君は敏感に反応した。僕は毎週のように、ゼミの学生に課題を出し、800字の小論文を書かせ、それを添削し、講評して、文章で自分の意志、主張を表現する作法を身につけさせようと試みているのだが、そしてそれは学生自身の努力で身につきつつあるのだが、今回はいつにも増して魅力的な小論文ができあがった。
 打てば響く。100年近く前、38歳のベーツ教授が若き学徒に熱く訴えた校訓、その理想が21世紀の学生たちの心に響いたのである。100年前の学生と現在の学生では、育った環境も違えば成長、発達の度合いも違う。大学生を見る社会の目も違うし、大学の在り方も、根本から異なっている。しかし、真理は変わらない。学びたい、成長したいという人間の欲求は変わるものではない。
 それに応えなければならない。関西学院で日々学生たちに接する私たちは、100年前の学生たちに、熱く「マスタリー・フォア・サービス」を説き、人間としての背骨を植え付けた若きベーツ院長の志を引き継いでいかなければならないのである。(石)


「輝く自由 関西学院その精神と理想」小冊子の内容はコチラから→http://www.kwansei.ac.jp/kikaku/news/2011/news_20111116_005833.html

2011年12月9日金曜日

就職に強い大学ランキング

今週発行された週刊ダイヤモンド特大号の特集「就職に強い大学ランキング」で関西学院大学が私立総合大学で1位(私立大学では2位)、全国で13位にランクインしました。
 厳しい就職状況の続くなか、就職関連のランキングで上位にランクインされるのは喜ばしいことです。
このランキングは就職率や公務員、人気企業への就職率、教育・就職支援体制などの項目の総合得点順で出されています。詳細は雑誌をご購入いただくとして、関学は人気100社への就職率や教育・就職支援体制の項目で高得点をマークしました。
就職支援を担当している関学大のキャリアセンターは、就活生の個人面談に特に力をいれて支援してきました。一人ひとりの悩みに応じたきめ細かな支援が、評価されたのだと思います。
3年生の就職活動が本格的にスタートした今、キャリアセンターでは連日大勢の就活生が列をなしているようです。
就職活動の厳しさに変わりはありませんが、関学生のみなさん、関学には全国に誇れる就職支援体制が整っています。ぜひ関学の就職支援プログラムを活用して、頑張ってください!(いの)

2011年12月7日水曜日

このごろ

なんでも節約ばやりの昨今。
そういえば verbal economizer という小粋なフレーズがあったな。
「寡黙の美徳」とでも訳そうか。

しゃべりが過ぎてクビになりそうな大臣を見ていると、言の葉の重さをあらためて感じます。(の)

2011年12月6日火曜日

自分らしさ

先日、ある雑誌を見ていたところ、年齢を重ねるごとに似合う髪形が違ってくる、という趣旨の記事に出合い、若かったころのことを思い出しました。学生時代、ロングヘアに憧れ、就職してからも30代の半ばぐらいまで、ずっと長い髪にしていました。しかし、ある休日の昼下がり、鏡に映った自分に、ロングヘアがまったくマッチしていないことに気付きました。20代では自分らしい、と思えていたことが、30代になると、必ずしもそうではない。速攻で美容室へ出かけ、ショートヘアにしてもらいました。それ以降は、憧れのロングヘアをあきらめ、ずっとショートヘアで通しています。

みんなそれぞれ、自分に対する「自分らしさ」のイメージがあると思います。それは姿かたちも含めて。しかし時間の経過とともに、たくさんの出来事や様ざまな価値観に接することで、「自分らしさ」も、日々、変化し成長していくもののような気がします。(グルーシェンカ)

2011年12月5日月曜日

秋入学について取材を受けました。

「秋入学への全面移行は可能か」というテーマで83日に広報室ブログを掲載したところ、毎日放送のローカル情報番組「ちちんぷいぷい」から取材の依頼が広報室に飛び込んできた。過去に総合政策学部がいち早く秋入学を導入したきっかけと、廃止に至った経緯をインタビューし、東京大学が検討を進めている秋入学についてコメントが欲しい、とのことであった。

 取材には総合政策学部の長谷川計二教授が対応。秋に入学した学生が4年後に秋卒業した場合、日本企業の春一括採用の就職戦線ではどうしても不利になり、秋入学希望者が減少した経緯を説明した。そして、東大の秋入学制度導入も思ったようにはことが進まないのではないか、と締めくくり、114日に放映された。
 東京大学の秋入学導入の検討については、まだ結論が出たとのニュースは聞いていない。83日のブログのように日本の入学時期に関する歴史や審議を振り返っても、秋入学導入が容易ではないのは明らかである。

しかし・・である。東京大学がどんな検討結果を公開するのか、期待して待っているのは私だけではないはずである。みなさんはいかがお考えだろうか。(しろくま)

2011年12月3日土曜日

絶賛(?)制作中。

ご協力ありがとうございました!

来年5月発行予定の2013年度版大学案内「空の翼」の制作を担当していて、現在、在学中の学生さん多数にご協力いただき、実際にお会いし、さまざまなお話を伺っています。
先日はライフスタイルのコーナー(一人暮らしや下宿をされている学生さんたちの生活を紹介するページ)に登場いただく方の下宿先に撮影でお伺いしました。下宿先にはお友達もいらっしゃっていて、撮影のセッティングまで手伝ってくださいました。

お二人の会話を聞いていると、いい仲間なんだなということがよくわかりました。お二人とも4年生なので、次の3月で卒業されてそれぞれの道に進まれますが、社会人になっても今のような、いい仲間のままでいて欲しいなと思いました(「関学が大好きなんです!」とも言ってくださり、取材冥利につきました!そして、お二人の素晴らしい仲間っぷり(?)に広報室が発行している他の媒体にもご協力いただくことを急遽お願いして、快く引き受けていただきました!)。

いつまでもいい仲間で!
取材にご協力いただいた学生の皆さんは、前向きに頑張っていらっしゃる素敵な方ばかり。感心するやら、皆さんほど頑張っていなかった学生時代の自分を思い起こして反省するやらですが、いい刺激をいただいています!
今後も取材は続きますが、ご協力いただいている学生さんのためにも、関西学院大学への入学を目指して下さっている皆さんのためにも、よりよい大学案内を完成させることができるよう、しっかりと制作を進めていきたいです(ジョルジュ)。

2011年12月2日金曜日

成長の手応え

アメリカンフットボール関西リーグの最終戦、立命館大学とわれらが関西学院ファイターズの決戦を前に、僕はファイターズのホームページに次のようなコラムを書いた。ファイターズの選手諸君の成長の軌跡を追い、優勝を決める全勝対決の舞台で、必ずやその力を発揮してくれると確信していたからである。長くなるが、丸ごと再掲する。
――この秋、朝日新聞出版から発行されたアエラムック「関西学院大学 by AERA」に、僕はファイターズについて、こんな文章を書いた。
 「たとえ戦力的に劣っている時でも、戦術を工夫し、知恵をしぼり、精神性を高めて、いつも力を最大限に発揮するチームを作ってきたのがファイターズであり、戦後、一貫してアメフット界の頂点を争い続けてきた唯一のチームとしての矜持(きょうじ)である。関西学院のスクールスポーツとして敬意を払われ、部員たちもそのことに特別の思いを持つ基盤はここにある」
 それは例えば、今度の日曜日、長居スタジアムで相まみえる立命館との決戦を前に、ファイターズの構成員とそれに連なるすべての人々が胸に抱いている思いではなかろうか。
 戦力的には劣っているかもしれない。けれども「戦術を工夫し、知恵をしぼり、精神性を高めて、いつも力を最大限に発揮するチームを作ってきた」と、チームを構成するすべてのメンバーが自信を持っていえる時、道は開ける。狭き門、試練の壁を突破することが可能になる。
 僕は長年、一人のファンとして、ファイターズを応援してきた。この12年間は毎年、スポーツ推薦でファイターズを志望する高校生を相手に小論文の勉強会を開き、6年前からは、毎週のようにこのコラムを書いている。「取材」と称して練習も見に行くし、合宿にも顔を出す。試合の直後、控え室に引き揚げる選手たちに声を掛け、簡単な話を聞くこともある。就職活動の相談や授業などを通して、部員の悩みを聞く機会も少なくない。
 こういう接し方をしていると、部員の喜怒哀楽、いろんなことが分かってくる。しっかりしているように見えても、彼らはまだ20歳前後の多感な青年である。迷いもあれば、動揺もある。時には若気の至りというか、やんちゃな素顔も見える。悩みごとも多い。
 技量が思うように上達せず、落ち込んでいる選手、大事なところで失敗しないかと、どこか自信なさげな選手、逆に、どんなに緊張した場面でも、普段通り明るく振る舞える選手。必ず立ち止まって話しかけてくる選手。学業で悩みを抱えている選手。グラウンドのパフォーマンスだけでなく、練習前、練習後のちょっとした仕草にも、その胸の内が垣間見える。
 そういう姿を見ていると、ある日突然「この子は成長したな」と感じる時がある。表情が明るくなり、振る舞いに落ち着きが出てくる。チームの仲間に対する接し方が変わってくる。シーズンが深まるにつれて、とりわけ4年生の言動が変わってくる。コーチや監督にいわせると「まだまだですよ」といわれるが、そんなことはない。どこかで壁を突破し、一段上のステージに上ったと実感させてくれる選手が増えてくるのである。
 それは、当の選手が一番よく知っている。苦しい練習をやりきったとき、試合でこれまではどうしてもうまくいかなかったプレーが成功したとき、追い上げて来る後輩よりなお一段階上のプレーができたとき、あるいは大学の定期試験で成果が実感できたとき、人は自分の成長を実感できるだろう。
 それは、新聞記者として40数年、終始現場に身を置き、自分を鍛えてきた僕の実感でもある。日々の努力の成果は、なかなか具体的な形には表れてこない。けれども、ある日突然、頭の中でスイッチが点灯し、周囲が明るくなったような感覚に襲われることがある。あるいは、気がつけば、知らないうちに目標としていた高みに上がってしまっていた、という方が当たっているかもしれない。
 大切なことは、試練を試練と意識せず、努力を続けることである。たとえ目の前に巨大な壁が立ちふさがっていたとしても、決してあきらめないことである。向上心を持って、必死に足をかき、もがき続けていれば、ある時突然、目の前に大きな走路が開けていることがある。狭い門だからこそ、それを突破したときの喜びは大きい。その喜びの実感が人を成長させるのである。
 さきの「アエラ」の原稿で、僕は結びとしてこんな文章を書いた。
 「上ヶ原のグラウンドには、人を人として成長させる磁気が流れている。それは常に勝つことへの意識を高め、その圧力に打ち克とうと努力を続ける学生と、それを支える監督やコーチが醸し出すものである。草創期のメンバーが無意識のうちに埋め込んだものであり、歴代のOBがライバルとの戦いの中で醸成してきたものでもある。自発性を重視し、献身に価値を置くチームとしてのたたずまいがもたらせたものといってもよいだろう」
 「人はそれを称して伝統と呼ぶ。ファイターズにおいては、それがチームソングにある勝利者の名を誇りに思い、その名に恥じないチームとしての品性を持て、という意味につながるのである」
 人を人として成長させる場所。そこで鍛えた選手諸君が今度の日曜日、長居スタジアムで、誰もが驚くほど成長した姿を見せてくれるに違いない。僕はそれを確信している――
1127日、彼らは長居スタジアムで、それぞれが期待通りの姿を見せてくれた。
ライバル立命館を37-7の大差で下し、4年ぶりの単独優勝を成し遂げたのである。
 頭をつるつるにそり上げ、必死の形相で強敵に立ち向かった選手たち。「自らの生き様を見てくれ」(by松岡主将)と公言して戦い、見事に勝利を手にした部員たち。彼、彼女らの満ち足りた表情、その輝き。それは、自らの成長した姿を死闘の中で表現し得た人間のみに許されるものだった。
 
彼らの姿を見て、たとえ才能はなくても、いまなら「大学生の成長」をテーマにしたノンフィクション小説が書ける気がした。それほど、個々の選手、チームの成長ぶりは凄かった。昨年は、関西リーグでは同率優勝にまでこぎつけながら、甲子園出場決定戦で敗れた。そのチームを率いた4年生が引退してすぐ、チームを引き継いだ彼らがスタートしてから、いま立命に勝つまでの「成長の軌跡」それほどドラマチックだった。
部員一人ひとりの努力、精進、チームメートへの叱咤激励、下級生への気配り、戦う集団としての高いモラル、チームへの献身。人が人として成長するためのいくつもの要素が重なり合い、化学反応を起こして、それぞれの選手、部員が成長の手応えを感じ取っていったのだろう。その手応えがまた選手を成長させる。その循環。
若いうちの苦労は買ってでも引き受けろ、という。苦しみはそれぞれの選択、という言葉もある。それはファイターズの選手たちに限らない。大学という舞台に身を置くすべての人に通じることである。苦労を苦労と思わず、成長の糧にしていったファイターズの選手たちの軌跡を追いながら、関西学院に身を置くすべての学生にも、それぞれの「成長の手応え」を実感してもらいたい、そのための努力、精進、献身に務めてほしいと思った。

2011年12月1日木曜日

強みをいかすストレングス・ファインダー

先日、面白い自己分析ツールを利用する機会がありました。
経済評論家の勝間和代さんも推薦しているのでご存知の方も多いかもしれませんが、ギャラップ社の「ストレングス・ファインダー」というものです。Webサイトから約200問の質問に答えると34の特性の中から自分に該当する特性上位5つを抽出してくれます。
これが驚くほどよくあたるので、皆さんの興味があればぜひお試しください。
ちなみに私の特性は「最上志向」「目標志向」「着想」「活発性」「共感性」で、周囲が心配するくらい自虐的に目標に向かって突き進むタイプと出ました。うまくいっている時はどんどん自分の能力を高められるのですが、ネガティブに出た時は「現実を受け入れていない」ことにつながり、自分の首をしめてしまうのだとか。最終的には、少しゆったりとしたペースを身につけ、自分を受け止められる幅を広げることが、今後の私の成長には必要だということがわかりました。最後に参加メンバーの強みも共有し、他者の強みを生かしてチームで働く方法についても考えました。
これらのことは仕事だけでなく、例えば家庭の中でも応用できそうですし、自分の特性や強みを知ることの重要性を実感しました。
年末の忙しい時期ですが、ちょっと立ち止まって自分を見つめなおし、周囲を見渡すことで新たなスタートを切りたいと思います。(いっちゃん)