2011年6月22日水曜日

A City of Sadness

1945年8月15日、日本が第2次世界大戦に負け、台湾から撤退した時から、中国大陸で敗北した蒋介石が台湾に渡り、台北を臨時首都に定めた1949年12月までの激動の4年間をある家族の悲劇を通して描いた、侯孝賢監督の映画『悲情城市』。この映画は1989年、世界三大映画祭のひとつ、ヴェネチア国際映画祭でグランプリにあたる金獅子賞を受賞しました。

学生の頃、通っていた大学の図書館に所蔵されていたビデオで『悲情城市』を見ました。悲しく、美しく、静かで、音楽も印象的な素晴らしい映画でした。見終わったとき、言葉が出てこないほど強烈に感動したことを覚えています。その後、台湾を訪れた際、『悲情城市』のロケ地となった九份にも足を運びました(九份は宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』の舞台にもなりました)。

6月28日(火)、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス内の関西学院会館にて、「侯孝賢映画から知る台湾、アジア」と題し、シンポジウム・映画上映会・講演会が開催されます。
シンポジウムでは侯孝賢映画についてさまざまな発表ののち、総合討論が行われ、映画上映会では『恋恋風塵』が35mmフィルムで上映されます。そして講演会では侯孝賢監督本人と侯孝賢映画の多くで脚本を担当している朱天文氏が講演を行います。
本当に貴重な機会だと思います。ぜひ足をお運びください。(ジョルジュ)

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