2011年5月31日火曜日

ゼミナールや実験室の発展

 大学ではゼミに入って卒論を書いて・・・。このシステムは19世紀後半にドイツで発展しました。ベルリン大学ではフンボルトが「研究と教育の統一」を提唱し、それまで大学教授の職務では必ずしもなかった「研究」が加えられることになりました。膨大な文献資料に囲まれたゼミナール室では研究発表が行われ、実験室では、学生に実験をさせることで、学問の先端に立っているという意識とともに、次々と新発見が生み出されていったのです。
ノーベル賞は1901年に制定されました。以降20年間にノーベル賞の1/3がドイツ人科学者の手に渡ったのは、「研究と教育の統一」という近代大学のシステムが背景にあったからに他なりません。
学生のみなさんもゼミや研究室で、学問の第一線に立つ醍醐味をぜひ味わってください。(しろくま)