2011年5月31日火曜日

ゼミナールや実験室の発展

 大学ではゼミに入って卒論を書いて・・・。このシステムは19世紀後半にドイツで発展しました。ベルリン大学ではフンボルトが「研究と教育の統一」を提唱し、それまで大学教授の職務では必ずしもなかった「研究」が加えられることになりました。膨大な文献資料に囲まれたゼミナール室では研究発表が行われ、実験室では、学生に実験をさせることで、学問の先端に立っているという意識とともに、次々と新発見が生み出されていったのです。
ノーベル賞は1901年に制定されました。以降20年間にノーベル賞の1/3がドイツ人科学者の手に渡ったのは、「研究と教育の統一」という近代大学のシステムが背景にあったからに他なりません。
学生のみなさんもゼミや研究室で、学問の第一線に立つ醍醐味をぜひ味わってください。(しろくま)

2011年5月30日月曜日

空の旅でお勉強

JALの機内誌「スカイワード」に関学教員の研究紹介をしているページがあるのをご存知ですか?題して「関西学院大学スカイセミナー」。機内の中で気軽に読めて勉強になったと好評です。6月号には経営戦略研究科教授の定藤繁樹先生の誌面講義“イノベーションと起業家精神”が登場しますので、飛行機に乗った際は、ぜひお手元にとってご覧くださいね。(いっちゃん)

2011年5月27日金曜日

甲東園のワラビ


雑草に混じって土手を覆うワラビ

 先日、岐阜の山へ山菜採りに行ってきました。ウド、ワラビなどが食べごろでしたが、タラノ芽は旬が過ぎていました。
 ところで、映画『阪急電車』をごらんになった人は、甲東園から仁川へ向かう途中の土手にワラビを発見した権田原美帆(谷村美月)が、小坂圭一(勝地涼)と採りに行く相談をしていたシーンを覚えておられるでしょう。先ほど近くを通りかかったので確かめてみると、今は青々と成長したワラビがそよ風になびいており、作家の観察力に感心したものです。ちなみに、小説にはない、関学の新月池横でオオバコを摘むシーンについても確かめてみましたが、こちらは見あたりませんでした。中央芝生には無数に生えていますが。(SK)

2011年5月26日木曜日

キャンパスの魅力

豊かな緑が魅力の神戸三田キャパス
 関学の美しいキャンパスは大きな魅力の一つ。7月に発行する関学ジャーナルの取材で、学生さんが多く集うスポットを取材しています。各キャンパスの学生さんそれぞれがお気に入りのスポットを持っていて、「集う」スポットはさまざまです。そして口をそろえて「キャンパスが好き」だと話してくれました。近年新しく作られた建物のなかにも学生の集う場が生まれています。関学生のみなさんには、ぜひ在学中に、関学にあるすべてのキャンパスを訪ねて、その魅力を感じてほしいと思います。
 関学生が集うスポットについては「関学ジャーナル233号(7月1日発行予定)」で紹介予定です。ご期待ください!
 

2011年5月25日水曜日

教養講座「アイデアカプセル」

関西学院大学では、教員が毎月交代で講師を務め、
政治、経済、法律、ビジネス、科学、文学など多様なテーマで講座を提供しています。

パソコンからはオンデマンドで、
iPodなどの携帯音楽プレーヤーからはポッドキャスティングで聴くことができます。

5月のテーマは、「1票は口ほどにものをいう(講師:山田 真裕 法学部教授)」で、
6月のテーマは、「グローバル化する経済:その功罪を考える(講師:藤井 英次 経済学部教授)」です。
聴き方は、ラジオ日経HPをご覧ください。

社会人向けの教養講座ですが、学生の皆さんも是非、一度聴いてみてください。
教養の幅がより広がるはずです。

2011年5月23日月曜日

安らぎのかたち

旅先で目が覚めるようなまずい弁当に出会った。なにがまずいかって、もう説明できないくらいまずいのが悔しい。これだけまずいと、人間は哲学的になる。この弁当屋のおやじは観念を超越した実存主義者か。
それをある作家先生に話したら、ニコニコして「とっておきのまずいキツネうどん教えたげるわ」と店の地図をかいてくれた。過日くだんのうどん屋に行った。ひと口食べて思わずうなった。これは期待を裏切らない!「先生、絵にも描けないまずさでした」と報告すると、「うっほっほ」と相好を崩し、「君にしか教えてないから、誰にも言うたらあかんで」と釘を刺された。
先生の推薦は、ほかにも「世界一まずい稲荷ずし」と「この世のものとは思えないカレーライス」があるのだが、わたしにはまだ紹介してくれない。先生は仕事に疲れると、この3つを順繰りに食べまわるらしい。とてつもなくまずいものを食べて、なぜこんなものが作れるのだろう、と店の天井をにらんでため息をつくのが安らぎなんだとか。先生宅を辞去する際に「精進しいや」と言われた。なんかおかしいけど、まあいいか。(の)

2011年5月19日木曜日

交通ボランティア活動

交通ボランティア活動の様子
先日、西宮市立上ヶ原小学校の児童の登校時に、交通量の多い交差点に学生と共に立ち、集団登校して来る子どもたちの安全に気を配りながら、挨拶して見送る交通ボランティア活動を11年近く続けておられる教育学部の藤木大三教授にお話を伺いました。この活動は、2001年7月から始められ、現在まで途切れることなく続けられています。
実際にこの活動の様子を取材したのですが、児童たちだけでなく、交差点を通りかかった近隣の方々や中学生、高校生にも学生たちがにこやかに「おはようございます!」と声を掛けていた姿、その日、初めて交通ボランティア活動に参加したという新入生が、児童たちを見送った後「すっきりした!」と言っていた姿、「これまでは活動に参加したり、参加しなかったりだったけれど、3年生になって、今までよりもきちんと活動していきたいと思っています」と話してくれた学生さんの笑顔が印象に残りました。

この活動が新しく入学してくる学生たちに受け継がれ続けていること、藤木教授や学生たちの活動を見て、地域の方も協力して下さるようになったことは、本当に素晴らしいことだと思います。児童の保護者の皆さんからの、活動に対するお礼のメッセージを読ませていただいたのですが、その一つひとつに心からの感謝の気持ちがこめられており、メッセージを読んだ学生たちは感激して涙を流し、活動をしていて良かったと感じている様子だったそうです。既に彼、彼女たちは「素敵な先生」への第一歩を踏み出しているのだと思います。早起きをして、一生懸命活動している学生を見かけられたら、ぜひ、ねぎらいの言葉を掛けてあげてください。きっと「おはようございます」と満面の笑みを返してくれるはずです。

2011年5月18日水曜日

ジョハリの窓

4年ほど前まで、キャリアセンターに勤務していました。あの頃は、学生の皆さんの就職支援のために、キャリアデザインの考え方や自己分析について相談にのることが少なくありませんでした。ご承知のとおり、就職活動では常に「自分とはどのような人間なのか」説明を求められます。自分のことは自分が一番知っていると思いがちですが、いざ答えようとすると、これがなかなか難解です。そのために「自己分析」をするのですが、人は自分について、①自分自身も知っていて周囲の人も知っている領域(開放された窓)、②自分自身は知っているが周囲の人は知らない領域(隠された窓)、③自分自身は知らないが周囲の人が知っている領域(見えない窓)、④自分自身も知らず周囲の人も知らない領域(未知の窓)の4つの窓をもっているそうです。これは、Josep LuftHarry Ingham という人が考案したもので、2人の名前をとってジョハリの窓と呼ばれています。②の隠された窓は、自己開示によって、③の見えない窓は周囲の人からフィードバックをしてもらうことで、①の自分自身も知っていて周囲の人も知っている開放された窓を広げていくことができます。他者とのかかわりの中で、自らの気付きへとつなげる。自己成長のひとつのあり方だと思います。(グルーシェンカ)

2011年5月17日火曜日

宗教週間

 今週は宗教週間です。
 今日と明日は短縮授業となり、各キャンパスの大学合同チャペルでは建学の精神をテーマに院長や学長らがメッセージを語ります。
 関学ほどスクール・モットーが構成員に浸透している学校はなかなかありません。
 今の関学がなぜあるのか知るきっかけになりますので、ぜひチャペルに参加してみましょう。

2011年5月16日月曜日

関学ジャーナル232号を発行

関学ジャーナル232号を発行しました。特集は途上国で支援活動をしている国連学生ボランティアの学生の活動内容。関学ならではの取り組みで「生きた学び」を得られる貴重な体験報告ですのでぜひ一読してみてください。さて、私のおすすめコーナーは「野田正彰教授の悩み相談室」。新学期が始まってもう1カ月。順調に大学生活を送っている人もいれば、思い通りに過ごせていない人もいるかと思います。精神科医で教育問題にも詳しい野田先生が、大学の学習の中でどう自分とむきあえばよいか、ノートのとり方なども含めてアドバイスしていますよ!(いっちゃん)

2011年5月14日土曜日

僕の新たな物語

4月の後半から、毎週のようにアメフット部の試合を観戦している。春季シーズンは、大阪産大とのJV戦から始まり、日大、関大というライバル校との対戦が続いた。今度の日曜日は近大とのJV戦、来週の日曜日は京大との戦いがある。
学生スポーツの見所は、なんといっても毎年メンバーが一新されることである。どんなに優秀な選手でも、卒業すれば試合には出られない。最大4年間という、その限られた期間に、すべての選手が能力のかぎりを尽くし、一つの物語を完成させていくところに、たまらない魅力を感じる。
その物語は、ハッピーエンドとは限らない。悲劇であったり、ときには喜劇であったりする。毎年、学年が変わるたびに一新されるメンバーが成長していく過程もまた、それぞれに異なっている。だからこそ、その成長の過程がプレーとして表現される試合を観戦するのは楽しい。彼らの日ごろの鍛錬、精進の姿は見えなくても、試合を注意深く眺めていれば、それだけで彼らが普段、どんな取り組みをし、どれだけの熱意をもって練習しているかが想像できる。その想像、つまり物語の創造が楽しいのである。
試合の始まる前には、決まってメンバー表を眺め、校歌「空の翼」を歌う。キックオフされたボールが空中に浮かぶ。その瞬間から、また一つファイターズをめぐる僕の物語はスタートするのである。(石)

2011年5月12日木曜日

我が家の節電コンテスト

 先日、文部科学省へ出張した大学関係者が、エレベーターが休止になっているため、階段を使っていくつかの部署を訪問している間に、万歩計が1万歩を超えているのを見ておどろいたこと、また廊下や職場も薄暗くて人の顔もよくわからず、大変な環境で仕事をしているんだなあと感想を述べていました。
 
省庁の節電は今に始まったことではないと思います。私は以前、夏場に東京のいろんな機関を訪問しましたが、企業の入っているビルでは移動の間にかいた汗がスーッと引いたものですが、省庁の建物ではエレベーターこそ動いているもののなかなか涼しくならず、ますます汗が吹き出て難儀した経験があります。

 もともとエコから始まった節電への動きですが、このたびの震災で、関西電力の圏内も他人ごととはいっていられない状況になりました。節電の材料は身近なところにたくさんあります。まずは我が家の節電コンテストを宣言し、昨年の電気料金と比べてどれだけ低く押さえられるか、楽しみながらトライしてみたいと思っています。(SK)

2011年5月11日水曜日

こんな場合は?

GWも過ぎ、1回生の皆さんもぼちぼち新生活に慣れてきたのではないでしょうか。

既にご存知かもしれませんが、
関学生向けに「こんな場合は?」というページがあります。
学生部が情報発信しています。

学生証を紛失した場合、学割証を取得する場合、落し物をした場合など、
どこに問い合わせて、どうすればよいかがわかります。
学生生活のさまざまな場面で手助けとなるページです。

(Taku)

2011年5月10日火曜日

講演会に参加しよう

森元首相の講演会の様子
 さまざまな講演会に参加できることは、大学で学ぶメリットのひとつだと思います。大学では毎日のように講演会が実施されています。昨日は国際学部の連続講演会に森喜朗元首相が来られました。
 普段出会うことのできない有名人や各界の第一線で活躍する人の話をじかに聞くことで、学ぶことは多くあると思います。
 学生のみなさん、大学で実施している講演会に積極的に参加して、学びの場を広げてみてください。
 講演会などの情報は関学ホームページの「主なイベント情報(http://www.kwansei.ac.jp/event/eventlist.html)」に随時更新しています。こまめにチェックしてみてください。(いの)

2011年5月6日金曜日

花、開かせるために。

東日本大震災の影響で東京での開催が中止となり、ロシアのモスクワで1ヶ月遅れで開催されたフィギュアスケートの世界選手権、男子シングルで小塚崇彦選手が銀メダルを獲得しました。織田選手がトリプルトウループを跳びすぎて規定違反となるミス、高橋選手の靴のビスが取れるという信じられないアクシデントの後で滑ることになった小塚選手は、プレッシャーがかかる状態の中で、4回転トウループを含む難しいプログラムを完璧に滑りきりました。小塚選手のスケーティング技術は以前から突出したものがあり、「スケーターの中のスケーター」と言う人も多かったのですが、日本の男子選手の中では「3番手」的な選手に見られていました。しかし、バンクーバーオリンピックで日本人選手でただ一人、4回転ジャンプを着氷し(両足着氷でしたが4回転ジャンプと正式に認定されました)入賞、それが自信になったのか、2010-2011年のシーズンは安定した成績を残し、全日本選手権でも初優勝、そして長かったシーズンの最後に世界選手権で銀メダル獲得という素晴らしい成績を残しました。

何事においても、プレッシャーを乗り切り、力を出し切るためには、自信を持つことと自信を持つことができるだけの努力をすることが必要なのだと思います。小塚選手はオリンピックで自信をつけるとともに、同じコーチの下で練習している浅田真央選手がコーチに止められるまで黙々と練習し続ける姿を見て、自分ももっと練習しなければいけないと感じ、結果的に大変な努力をすることとなって、さらに自信をつけたようです。
オリンピックに出場して感じるようなプレッシャーと対峙するのは特別なアスリートだけかもしれませんが、プレッシャーのかかる中で自らの力を発揮しなければならない状況に対峙することは、私のような「普通の人」にもありましたし、今後もあると思います。学生の皆さんにとっては就職活動での面接試験、筆記試験の時などはまさにそのような状況にあると言えるのではないでしょうか。自信を持つに至るだけの努力は嘘をつかない、そう信じて努力をすればきっと花は開くと思います。(ジョルジュ)

2011年5月2日月曜日

ゴキブリでも

 唐突だけど、関西人の駅のマナー、ひどくない?
まる1・満員電車。なんであんなにゆるく座るのかね。きちんとつめて座ればまだ一人や二人は座れるのに、わざわざ半人分をあけてお座りになる。座席の微妙なすき間の前で高齢者が逡巡していても、わけぇ奴は知らん顔。こういう度胸はある意味、うらやましい。
 まる2・ホームの階段。ラッシュ時に乗り継ぎを急ぎたいのは誰しも同じ。だからといって、上りと下りの通行帯を好き放題に疾駆していいって法はないでしょう。ぶつかられ、にらまれ、朝は受動態のオンパレード。まる3、まる4、まる5とまだまだあるが、あほらしいのでやめる。
代わりにひとつエピソード。バンコクの国道で歩行者信号を待っていると、足元にゴキブリが寄ってきた。道ばたの屋台に住みついている茶色の大きなゴキブリだ。艶やかなヒゲを左右に揺らして赤信号の道路をにらんでいる。変なやつだなあと思ったが、青になったので横断歩道に足を踏み入れた。そのときだ。ゴキブリ君も私について猛然と横断歩道を走ってきた。歩道の真ん中で一瞬とまり用心深くヒゲを2度ほど揺らしたが、そこから先は乾坤一擲、あれよという間に炎暑の国道を渡りきった。
 これ、今もって知人・同僚・家族のだれも信じてくれないけど、ホントの話だからね。この話はこのあと面白い展開になるけど、聞きたい人はお酒でも飲みながら。おっと、それで何が言いたいかって、つまりゴキブリでもルールは守る。いわんやヒト様をや。(の)