2011年4月11日月曜日

「ハハハ・・・」

 「朝から大浴場の湯を独り占めだよ。こういうのも悪くないねえ」。福島県の山奥で温泉宿のおやじをしている知人がメールをくれた。福島第一原発の事故で、秘境の名湯として知られたその旅館も風評被害で閑古鳥。3月以降の予約がみんな吹っ飛んだ。おやじはすることがないので、朝から大浴場に入り浸り、というわけだ。うーん、悪くないね。人間、開き直ると世の中が明るく見えるもんだ。おれも行きたいよ。そう返事した。ややあっておやじから返信。「ハハハ・・・」。言いたいことは山ほどあるだろうに、何千文字分の情感をわずか3文字半にしたためた。一日も早い再生を願わずにはいられない。(の)